その他にもフランス、自由フランス、カナダ、イタリア、ハンガリー、ルーマニア、フィンランド、ブルガリア、自由ポーランドが機甲師団を保有した。
戦車の高性能化が進み、随伴する歩兵や砲兵も進化を遂げた。歩兵部隊は、トラックから装甲兵員輸送車に搭乗するようになり、さらには重武装の歩兵戦闘車が登場している。また、大砲についても、牽引式の大砲は減少し、自走砲化され軽度の装甲をも持つようになった。対戦車砲は対戦車ミサイルに取って代わられるなど、各兵器の武装のミサイル化が進んだ。
イスラエル
イスラエル軍も機甲師団を上手く運用し、何次もの中東戦争において、アラブ側の機甲師団を撃破している。
アメリカ
現代のアメリカ陸軍においては、歩兵師団の名称がついていても戦車の保有量が多いため、実質は機械化歩兵師団となっている(湾岸戦争時におけるアメリカ機甲師団は6個戦車大隊・4個機械化歩兵大隊で構成、機械化歩兵師団は5個戦車大隊・5個機械化歩兵大隊で構成され、差異は少ない)。湾岸戦争において、機甲師団同士の戦闘があり、アメリカ軍の機甲師団はイラクの機甲師団を壊滅させた。
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イラク
1980年代のイラク軍の機甲師団はT-72戦車を中心に編成。イラン・イラク戦争(デズフールの戦いなど)を戦い抜いたほか、湾岸戦争に先立つクウェート侵攻時には、第二次世界大戦以降最も成功したとされる電撃作戦の主役となった。しかし、戦果という点では、後に反攻体制に入った多国籍軍(特に前述のアメリカ陸軍)が上塗りを行い、イラク軍の機甲師団があっさりと撃破されるに及び、価値は無きに等しいものとなった。
日本
日本においては北海道に第7師団が編成されているが、これは事実上の機甲師団である。自衛隊における唯一の機動打撃部隊であり、北海道防衛の要と考えられていた。90式戦車を装備する3個戦車連隊、89式装甲戦闘車をふくむ1個普通科連隊(実質的な機械化歩兵連隊)を基幹とし、特科・高射特科もふくめて、全部隊が機械化されている。