カキノキ(柿の木)
カキノキ(柿の木)はカキノキ科の落葉樹。東アジアの固有種で、特に長江流域に自生している。
雌雄同株であり、5月ごろに白黄色の地味な花をつける。果実は柿(かき)と呼ばれ、秋に橙色に熟す。 幹は家具材として用いられ、実は食用となる。葉は茶の代わりとして加工され飲まれることがある。未熟の果実はタンニンを多く含み、柿渋は防腐剤として用いられる。現在では世界中の温暖な地域(渋柿は、寒冷地)で果樹として栽培されている。
「柿の花」は夏、「柿」・「熟柿」・「木守柿」は秋の季語である。なお、この木守柿とは、カキノキになった柿の実をすべて収穫せず、木になったまま残しておく数個の柿の実のことである。「こもりがき」、「きもりがき」、「こまもりがき」、「きまもりがき」と読まれる。このような風習は、来年の豊作への祈願であるとも、野鳥のために残しておくともいわれる。なお、ユズなどについても、同じような風習がある。
なお、こけら落としの「こけら」は「杮」と書くが、これは音読で「ハイ」と読む画数8画の漢字であり、画数9画の「柿」(かき・シ)とは全く異なる文字である。
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